12月23日は天皇誕生日でもあるけど、
友人の命日でもあります。
僕が高校3年生のときに亡くなって、今年で5回忌です。
毎年のように花を実家の玄関に置いてくるのだけど、
結局今年もチャイムを押す勇気がなかったなぁ。。。
(でもお母様からはありがとうのメールをいただけました。)
自分の場合、親戚は海の向こうにいるから、
亡くなったと知らされても、そもそも会ったこともないような人だし、
身辺で不幸があったこもずっとなかったから、
死を受け入れるのが、まだまだまだまだ苦手です。
千と千尋の神隠しじゃないけど、
「生きている不思議、死んでいく不思議〜」と考えはじめたらきりがない。
結局、生きてる自分たちにできることって、
しっかりと前を向いて生きていくことなんだと思う。
シンプルだけど、「しっかり」のあたりがきっとすごく難しいんだろうな。
* * *
最近見た映画の中で、「生前葬」と仕組みがありました。
生前葬は、生きている間に葬儀を行うというもので、
これから亡くなるであろうその人に、
参列者が会いに来てお礼の言葉を述べたりする儀式です。
その映画では、病気で余命半年を告げられた父のために、
息子が生前葬を企画するシーンがあります。
亡くなることを「予定」しているようでちょっと不謹慎な気もするけど、
元気な故人に会えて、いろいろな話をできることは素敵なことだとも思う。
実際にやると、自分の場合は未練たらたらになってしまうだろうけど・・・
* * *
この映画の中で、
必死に努力をしているのだけど、
家族とか仕事とかが上手くいかない息子に対して、
父がこんなセリフを言うシーンがあります。
「人生はクソだ。
いろいろ捨てるものも多い。
捨てるんだ。
それがクソ人生だ。」
要するに、
何もかも上手くいく人生なんてないのだから、
諦めなきゃいけないこともあることを知りなさい。
というメッセージらしい。
70年ぐらい生きてきた父が言うと
ものすごく説得力を感じる。
捨てることで、大切にしなきゃいけないことが減るから、
二兎を追う者は一兎をも得ず のように、
上手くいくものが出てくるのかもしれない。
説得力のある言葉だったけど、
できる限り、なんとかして、
大切なものは捨てずに、大切にしていきたいと思ってしまうのでした。
若いウチはその方がいいですよね。
(↑もういろいろ捨ててしまったような気もするけど。。。)


