手紙が好きだ。
ラフレターが好きだ。
ラブレターじゃなくて、ラフレター。
かしこまった手紙ではなく、気軽に「ラフ」に現状を報告する手紙。
かつて、歌舞伎町No.1ホストだった若者がつくった手紙サイト。
http://www.roughletter.jp/index.html
水商売をする若者たちは、親に負い目を感じ、置いてしまう。
ほとんど顔を合わせることはないけど、
多くの人たちが家族に対して感謝の気持ちを抱いている。
そんな気持ちをサイトに書き込むわけだけど、
親が見ている保障はまったくない。
主催者の人は
「書いても何も変わらないかもしれない。でも一人でもいいから、元気でやってい
ることを家族に伝えられたら、なんかいいですよね」
と語っている。
サイトの中から、印象的な書き込みを見つけた。
「相手に読ませるためではなく、自分の気持ちを確認するために書かせてもらいま
した。正直、気持ちを文字にすることでこんなにも心が癒されるなんて思っていな
かったので驚きました。」
という、通りすがりの人の書き込み。
そうなんだ。きっと、このサイトは自分の気持ちを確認し、整理するためにあるん
だな。
それがきっかけになって、行動につながる。
それは親孝行かもしれないし、別の何か違う形の行動かもしれないし。
「当たり前のことだけど、僕らにはキッカケが必要なんだ」
というトップページのキャッチフレーズの通り、
このサイトから何かが始まる、そんな可能性を感じています。
最近見た「キッズ・リターン」という北野武監督作品の中で、
ラーメン屋に食事に来たヤクザの親分が、
お店の息子に1万円札を渡して「これで親孝行してくれ」
というシーンが印象的でした。
もしかすると「裏社会」で苦労をしてきた人たちの方が、
立派な親孝行ができるのかもしれないと、ふと感じたのでした。
苦労した分、感受性が豊かなんだろうな。きっと。
オレもがんばろうっ
ところで、吉本興業なんかは
「笑う」ほうのラフレター(laugh letter)をやってみるといいかもしれません。
思わず噴出してしまうメール。毎日届いたら楽しいだろうなぁ。


