丸ビルの1Fロビーに竹のアトラクションが出来てました。 *
ポラロイドカメラで撮った写真は回りに白い枠があるのがいい。
デジカメで撮った写真もそんな風にプリントできるサービスがあったら
面白そうなのにと思って調べてみたら、
フジフィルムがケータイプリンタという商品を出していた。
http://fujifilm.jp/personal/print/mobileprinter/pivi300/index.htmlケータイやデジカメで撮った写真がその場でプリントアウトされ、
ポラロイドカメラのように白い枠がついているとおいうもの。
プリンタってこんなに小さくできたのかぁ~!
一眼レフとの接続が面倒くさそうなんだけど、もしできたら、
パシャパシャその辺の子供を無許可で撮ってから、
その場親に1枚あげるかわりに、
「写真集に載せてもいいですか?」みたいな交渉ができるのに。。。
プリントもインクジェットじゃなくて、フィルムにこちょこちょやるタイプなので
インク切れの心配もなさそうだし。
ただフィルムの値段が、1枚あたり50円となかなか高価なのがね orz
他のメーカーもモバイルプリンターを出しているみたいで、、、
知らなかった自分は随分世の中から取り残されているのかも。
* * *
小説家は、小説の書き出しを書くのに2ヶ月も3ヶ月も悩む
という話をどこかで聞いたことがある。
興味をそそられる冒頭文であれば、
手に取った人に読んでもらえるし、
読み始めた人を一気に夢中にさせる役割もあるから
ますます力が入るところなのでしょう。
ところで、読む側にとって「おお!?」と思う書き出しとはなんだろう。
昔の名作を見ていくと
■吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたか検討がつかぬ。
(夏目漱石 「吾輩は猫である」)
■国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた。 夜の底が白くなつた。信号所に汽車が止まつた。
(川端康成 「雪国」)
■メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
(太宰治 「走れメロス」)
あれ?こんなもんだっけ(汗)
全然思い出せない(> <)
■枕草紙 春は曙 。 やうやう白 くなりゆく山際 すこしあかりて、~
(清少納言 「枕草子」)
とかあったけど、これはもはや古典だし。
(そもそも上の三つも古典なんですけどね)
いい小説は書き出しがスゴイというけど、
文学少年ではなかった自分にとっては、あまり気にしたことはなかった。
冒頭文で引き込まれた経験も今までなかったのだけど、
今読んでいる「重力ピエロ」(伊坂幸太郎)の書き出しはすごかった!
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春が二階から落ちてきた。
私がそう言うと、聞いた相手は大抵、嫌な顔をする。気取った言い回しだと非難し、奇をてらった比喩だと勘違いをする。そうでなければ、「四季は突然空から降ってくるもんなんかじゃないよ」と哀れみの目で、教えてくれる。
春は、弟の名前だ。頭上から落ちてきたのは私の弟のことで、(中略)
(中略)
その春が二階から落ちてきたのは、それから十七年後、つまり、彼が高校生の時のことになる。
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ここまでが冒頭の1ページ。
キャッチに書き出して、それに突っ込みを入れて、そして本題に入っていく。。。
最近本屋大賞を受賞しただけありますねぇ。
ものすごくひきつけられる文章を書く作家なのでした。
もっと参考にしてテクニックを盗もうっと。
でも、設定とか表現がところどころ暴力的なのです。この人の作品は。
好きなんだけど嫌い。
恋愛みたいですね・・・
とまあ冒頭文についていろいろと書いてみたけど、
一番大切なのはタイトルですね(^^;)
手にとってもらわなきゃはじまらない!
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